看護師”だけ”じゃない。未来のあなたへ贈る、無限の可能性と希望の物語

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自分は43歳看護師ですが、なぜ看護師になったのか?疑問に思う人も多いのではと思います。これから看護師を目指す人、男でも看護師になりたい人、医療に携わりたい人に思いが伝わればと思います。

  1. はじめに:ひょんなことから始まった私のブログ

43歳、看護師長として病院の最前線で忙しい毎日を送る私が、まさかこうしてブログを書くことになるとは、数ヶ月前まで想像もしていませんでした。日々の業務に追われる中で、ふと湧き上がってきたのは、これから看護師を目指す若い世代への熱い想い。「看護の道を選んでくれてありがとう。でも、どうか覚えておいてほしい。看護”だけ”が、あなたの人生の唯一の選択肢ではない。」ということを。そんなメッセージを届けたいという、ささやかな衝動が、私をキーボードに向かわせました。文章を通して誰かに想いを伝えるなんて、少し照れくさいけれど、未来のあなたたちのために、心を込めて綴っていきたいと思います。

 2.43歳、看護師長としての私:これまでと今

看護師として歩み始めてから、今日で20年以上の月日が流れました。新米の頃は、覚えることばかりで毎日が必死。先輩たちの厳しい指導を受けながら、患者さんのために何ができるのか、もがいていた日々が懐かしいです。内科、外科、整形外科、精神科、皮膚科、様々な部署を経験する中で、多くの患者さんと出会い、その人生に触れることができました。笑顔で退院される方、病状が悪化し苦しむ方、そして最期を迎える方…かけがえのない出会いと別れを繰り返す中で、看護師という仕事の喜び、難しさ、そして何よりもその責任の重さを、身をもって感じてきました。役職も経験し、現在は看護師長として、現場の看護師たちがより良い環境で、患者さんに質の高い看護を提供できるよう、日々奮闘しています。

  1. あの時、もし知っていたら… 看護師になったばかりの私へ伝えたいこと

もし、看護師になったばかりの頃の私に会えるなら、きっとこう伝えるでしょう。「あなたは素晴らしい道を選んだ。人の役に立てるこの仕事に誇りを持ってほしい。でもね、看護師になったからといって、自分の人生を諦めないでほしい。」技術や知識を身につけることはもちろん大切です。でも、それと同じくらい、いや、それ以上に大切なのは、広い視野を持つこと、そして自分自身の人生を大切にすることだと伝えたい。看護師という仕事は本当にやりがいがあるけれど、それがあなたの世界の全てではないということ。様々な価値観に触れ、色々なことに興味を持ち、自分らしい生き方を見つけてほしいと心から願っています。

  1. 看護”だけ”じゃない。無限の可能性を秘めた未来のあなたへ

未来の看護師である皆さん、どうか心に留めておいてください。看護の道を選んだとしても、それがあなたの人生における唯一の選択肢ではありません。看護師の資格は、皆さんが想像する以上に、様々な分野で活かすことができる可能性を秘めているのです。医療現場でのキャリアアップはもちろん、全く異なる分野で、看護師としての経験を活かして輝いている先輩たちがたくさんいます。今回のブログでは、私自身の経験や、周りの看護師たちの多様なキャリアパスを通して、未来の皆さんに希望と勇気を届けたいと思っています

  1. 私が経験した、看護師の様々なキャリアパス

私自身、看護師としてキャリアをスタートしてから、本当に様々な経験をさせてもらいました。最初は精神科病棟に配属され、その後、外科病棟では手術前後の患者さんのケアを通して、より専門的な知識と技術を習得。整形外科では、受傷により極端にADLが低下した患者さんに対しての援助、術前・術後の看護、 これらの経験を通して、看護師には本当に多くの道があることを実感しました。

キャリアパスには、大きく分けて3つの方向性があります。スペシャリストは、特定の分野を深く追求し、専門性を高めます。認定看護師や専門看護師といった資格取得がその道となります。ジェネラリストは、様々な領域の看護を経験し、幅広い知識とスキルを身につけます。そして、マネジメントは、看護チームをまとめ、より質の高い看護を提供するために管理職を目指す道です。看護主任、看護師長、看護部長といった役職は、病院運営においても重要な役割を担っています。」

また、病院内でのキャリアアップだけではありません。看護師として数年間経験を積んだ後、看護学校の先生になり、次世代の看護師を育成するという道や、訪問看護ステーションや介護施設など、地域に密着した場所で、患者さん一人ひとりに寄り添った看護を提供するという働き方も、非常にやりがいのある選択肢です。

 6.最近の私:悩みと学び

看護師長として働く今も、決して悩みがないわけではありません。例えば、最近ではスタッフの休暇取得の希望が集中し、調整に苦労することがありました。それぞれの事情を考慮しながら、現場の人員配置を最適化するのは、本当に難しい課題です。また、人員の異動に関しても、スタッフのキャリアプランや希望を尊重したい一方で、病院全体のニーズとのバランスを取らなければならず、時には難しい判断を迫られることもあります。

これらの経験を通して、私は管理職としての自分の課題を改めて認識しました。スタッフ一人ひとりの状況をより深く理解し、より良いコミュニケーションを図ることで、より円滑なチーム運営を目指していきたいと思っています。

おわりに:いつも応援しています

このブログを通して、未来の看護師である皆さんに、少しでも多くの希望と勇気を届けられたなら、これほど嬉しいことはありません。看護の道を選ぶことは、本当に素晴らしい選択です。そして、その道は決して一つではありません。無限の可能性を秘めた未来のあなたを、私はいつも応援しています。もし、何か悩んだり、迷ったりすることがあれば、いつでもこのブログに立ち寄ってください。そして、いつか皆さんと一緒に、医療の現場で、あるいは全く違う世界で、笑顔で語り合える日が来ることを楽しみにしています。


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